Smanasara、有田秀穂著「仏教と脳科学」Sangha新書。
10年1月。
有田氏、脳画像解析技術により、心の科学が可能になる。
坐禅呼吸法で脳前頭前野が活発化し、意欲、集中力、直感
力が上昇する。脳内serotonin神経が活性化する。
Smanasara師、悟りは言葉を超えたところにある。体験
せねばならず。物質は存在せず。全てはenergyだ。
仏教の認識論からすると、科学は推測に過ぎず。Germany
哲学者Nietzscheは、釈迦は生理学者、釈迦が説くのは衛生
学だとした。
上座仏教の歩く瞑想は、思考を止めて、動作を実況中継
する(西田幾多郎が純粋経験と名付けたもの?)
お釈迦様は、一日2,3時間睡眠。右を下にして寝る。
原始仏教修行者は、一日一食。
食事直後は瞑想を避ける。別の時間にやる。
有田氏、寝る前の瞑想は、睡眠導入効果がある。
Smanasara師、出家者は、托鉢して、他人から食事を
受け取ることで、殺生の害を避ける。
有田氏、人だけが共感で涙を流す。前頭前野で非言語情報
を処理して、乳児の段階から、相手の心を読む。
非言語情報が無いnetでは、表現すべからざることを書き
込み問題が生ずる。
Smanasara師、Sri Lanka人は、America文化を好まず。
英語でのAmerica式を避け、旧宗主国、英国式にする。
Sri Lanka人は、挨拶抜き。挨拶は他人行儀。自然は飽き
ることが無いけど、Gameとかの人工物は飽きる。
いろいろなことを切替しながらやるのは良いけど、ながら
作業は勧めず。
仏教流には快は無い。苦しか無い。あるいは苦と不苦がある。
快不快とは呼ばず。
続き。
Smanasara師。人は苦から逃れるために行動する。快を
求めて、にあらず。仏教は、八正道のやり方で苦を無くす。
有田氏、Serotonin神経の働きが弱いと、情報をうまく
捨てられず。鬱になるとか切れるとかする。
Smanasara師、解脱は、智慧を開発して、全ての物事の
ありのままの姿を発見し、一切の物事に対して無執着の
状態に達すること。
読むべからざる本、一にKoran、二に聖書。(師は一神教
型宗教を徹底否定)
喧嘩を止めるには、相手への愛着を捨てる。相手を自分
の持ち物と見ずに、独立した存在として見る。
相手の人権を守る。
仏教には40種類の瞑想がある。神の名など、現実ならざる
もの、真理ならざるものを念ずる瞑想は、幻覚を引き起
こすからしてはならず。
身近な、短い言葉を念ずるのは良い。基督教讃美歌は心
に悪影響をもたらす。
麻原元死刑囚は幻覚を見ただけ。それを最終解脱だと
吹聴して暴走した。(戦後日本を代表する思想家の一人
とされた吉本隆明は、麻原の修業は本物とし、だまされた)
なるべく言葉を使用せずに思考し、あとから言葉をはめる。
始めに言葉ありき、の思想(聖書)は誤りだ。
無常な情報を、固定した言葉に移すことは、きつい
表現では捏造だ。思考妄想を防ぎつつ、心を働かせ
るのがvipassana瞑想だ。
上座仏教は、意味不明な呪文を否定。日本で、翻訳
では不満、経典のPali語原文を知らせてくれ、と求め
る人が居るけど、原文の意味が分らぬなら、呪文と同じ。