農村共同体由来の日本の同調圧力は、格差抑制の意味もあるけど、個性抑圧の面もあるから、西洋派、近代主義知識人らに批判された。
産業構造の変化、第3次産業化、構造改革による企業運営の変化で旧来の共同体が崩壊。
同調圧力も衰退し、日本人は縄文時代の表現力を回復する?
近代西洋文明の覇権は峠を越え、矛盾も目立ち始めたけど、日本では西洋崇拝者の残党たちが、日本は西洋模倣が不足、駄目だ、後進国だ、論を執拗にやる。
日本は明治以来の、非西洋、Asiaの中の最先進国、西洋模倣に最も成功した国、から転落したけど、今は別の自己規定に移行すれば良い。日本の個性を再発見する。
厚生族の小泉元総理は、消費税引き上げを先送りしつつ、厚労省管轄の社会保険料引き上げ。
保険料が、税に比べて世間の注目を集めにくいことを悪用。
逆進性激しい社会保険料悪用で、一般国民、一般労働者を犠牲にして霞が関福祉を保守。
霞が関特権を打破し、官僚待遇を一般国民並みにすべき。
少子化を政治問題化したり官僚利権化したりすることは疑問。少子化問題は、老年人口減少により出生率が反転するのを待ち、無理に予算を浪費するのを避けよ。
老人独居が防災上のみならず防犯上も問題ならどうするか。地方でも集合住宅に転居させるのか。いろいろ検討して詰める必要がある。
政府が、N分N乗はお金持ち優遇、などと腰が引けた答弁をするのは不可解。
民主党流の中途半端な子ども手当で、貧乏人を結婚子育てに誘導するのは無理。
お金持ちは多くの子を育てて社会責任を果せ、とする方がましと感ずる。
左翼はideology面で、主流権力は産業面で農村共同体を破壊衰退させ、庶民の人口再生産力は殆ど回復困難なまでに低下。
お宅気質の強い日本庶民なら、結婚生活からの疎外をむしろ解放と受け止めてやり過ごすことが出来るかも。