労働組合の連合は、消費税導入直後は反対の立場で、参院選与野党逆転を実現したけど、いつの間にか消費税賛成に転ぶ。
連合の主力は官公労、消費税は官僚公務員に有利な大きな政府を守るためのもの。そこを見れば、連合の転向変節は順当。
共産党らが、消費税は大企業の優遇の法人税引き下げの穴埋めだと批判するのは、事態の半分を隠す欺瞞説。
労組が支援する政党は信頼に値せず。霞が関官僚による増税社会保険料値上げは搾取。資本家による搾取とどちらが酷いか良く分らず。
自民党も野党も、税制面や政策面で官僚の下僕。民の生活が苦しい時は、政府は余計な活動を停止する仁徳帝伝説が、日本版小さな政府思想として重要。
戦前日本は、官僚主導だけど、共産党は国体に反するとして禁止された。戦後はそんな制約が無くなり、官僚と日本共産党が密かに癒着、機関紙購入等で裏口支援。
自民党はあからさまに官僚と癒着するけど、日本の政官癒着体制、左も右も官僚翼賛。その体制を打破せねば、日本の民主化は無い。
霞が関は長らく、茶番の政局、与野党対立をお膳立て、官僚に批判が向けられることを抑止したけど、国民負担問題で一般国民の敵であることがかなり可視化されたので、落城寸前。
腐敗した既成政党に頼らず、国民の力を結集させられるかが鍵。
岩屋外相は、相手側が訪問する順番なのに自ら出向き、Chinese訪日客への便宜で譲歩。歴史問題でも村山談話に言及して屈従姿勢。
今は、20世紀前半の日本軍国主義による侵略の歴史よりも、中共習政権の覇権主義侵略姿勢の方が問題。
中共側が、過去の歴史を道具にして対日非難を続けるなら、日本は中共の現在を問題にして反論すれば良い。
戦後日本は敗戦を反省し、正式軍を持つことを憲法で禁止され、外国侵略の恐れはない。
侵略の恐れが現在あるのは、台湾問題に関して武力行使もあり得るとの恫喝をくり返し、国際法を歪曲して領土領域拡張政策を続ける中共の方。