忍者ブログ

伊租甫の忍者blog2号

無間地獄とは何か、仏滅は本来物滅

ひろさちや著「死の世界、死後の世界」徳間文庫、
91年12月。
死後の世界に関しては「空」が仏教者の態度である。
死後の世界があると決めつけるいんちき宗教の態度
も、死後の世界が無いと決めつける近代科学
(似非科学?)の態度も、どちらも誤りである。
著者は、仏教の立場から、祟りの思想を否定する。
著者によると、地獄に関する仏教説話は、現実生活
の厳しさを分らせるための教材であり一種の
「メルヘン」である。
死後の世界があるか無いか、は「空」である。しかし
安心を得るためには、死後の世界も、地獄もあるべき
である、と著者は話す。
大安、仏滅等の六曜は、明治以降、太陽暦が導入されて、
神秘性が出て、人気が復活したとのこと。
また新たな意味づけがなされた。もとは引分けを意味した
友引が、友を道連れにするから、この日に葬式をするな、
とされた。
また物が無くなる物滅は「仏滅」に変更された。
戒名は本来、出家した専門仏教家の、仏教者と
しての名のことで、在家者が戒名を持つのは矛盾。

在家信者には戒はあるけれど、律(罰の規定)は無い。
出家者には戒も律もある。


▲ 院殿号はもともと公家、貴族の院号よりも格下
とされたけれど、近世に武家が疑似貴族化すると
「院殿」号は本家のもので、院号が分家が使用する、
との差別が作られた。
また「居士」は、金持ち、資産家の商人のための
位号とのこと。浄土真宗や日蓮宗は、無戒の立場から
「戒名」を採用せず「法名」とする。


■地獄では苦しみだけの人生が兆年単位で続く。
水子供養に関して、地蔵観音に心の中で念ずるのは良い。
しかし水子供養を商売にするいんちき宗教にお金を出すな、
と著者は説く。
仏教の地獄は、地下五万kmのところにあるとされる。
一辺が十万kmの立方体が縦に七個連なる巨大空間。
地獄の最終段階「阿鼻地獄」は、一辺の長さが八倍に
拡大される。
そこでの刑期は最短でも一兆六千三百億年。阿鼻
地獄(またの名を無間地獄)では、罪人は苦しめられて
死亡して、間を置かずに蘇生させられ、また苦しめられる、
だから「無間」。
PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R