教条主義左翼は、意見立場がことなる他者との差異を誇張する。
岸信介は革新官僚で左翼の一種だけど、左翼公式主義とことなる岸を右翼にし、岸政治を継承し、日本の官僚主導体制の基本を維持した安倍元総理を極右と誹謗中傷。混乱しかもたらさず。
Yalta密約とか、USAがSovietによる北方領土占領を支援したとか、国連五大国とかは、勢力均衡思想かも。USA一人勝ちをせず。
勢力均衡を無視したglobalismは大きな誤り。現在は、新たな勢力均衡への変革期。
善悪二元論、悪の権化を強制排除すれば世の中が良くなり進歩するとの幻想は有害。それよりも、善悪の相対性を認識し、勢力均衡の現実主義を追求するのが良い。
政党政治議会政治でも、絶対の正義を掲げる独裁体制よりも多党制連立政権が良い。
戦後日本議会政治は官僚翼賛で機能不全。それに風穴を開けかけたのは田中角栄だけど、金権腐敗、ばら撒き財政、媚中の弊害。
福田赳夫系は、反角栄ばら撒き財政批判、増税財政再建政策だけど、対中関係に関しては角栄と同様、対中友好幻想。不毛の対立。
対中友好幻想を止めるべき。角栄政治は、管見では戦前軍国主義帝国主義に相当する重大な誤り。
官僚主導体制は民主主義を機能不全化させるけど、角栄流とは別のやり方で官僚主導を脱出せねばならず。
日本の国営社会保障、国民健保は世界に冠たるものだとの幻想を盾に、霞が関は制度維持のためにはさらなる負担増を受け入れよと国民を脅すけど、社会保険料負担は一般国民にはもはや限界。制度大幅改定が必要。
日本は、明治以来の、藩閥勢力と官僚とが、時に対立しながら癒着し、庶民を無視した政治を進める腐敗構造を戦後も改めることが出来ず。
しかし安倍元総理強制排除で、藩閥勢力自民党は大混乱し、瓦解寸前。あとは、官僚から過剰な権力や権限を如何にして取り上げるかが課題。
