文藝春秋「米中韓包囲網」編集部の期待に反した?nationalism論が並ぶ。
橘玲さん。社会心理学者の山岸俊男は、実験の結果、日本人は自分勝手な個人主義で、
America人は他人を信用する集団主義だとした。
(表面から見た通説とは逆だけど、表面と心理面の両方を見るべきだ。日本人は表面上は他人と同調する集団主義、America人は表面上は自己主張が強い個人主義)
政治学者Ronald Inglehartの調査は、日本の世俗主義(非宗教性)を示す。
功利主義(御利益信仰)共同体の価値観よりも個人の利害得失を優先させる。
(某社会学者は、損得勘定優先の日本人は感情の劣化した屑だと罵倒するけど、自分は価値判断を棚上げして、日本人の個性と見たい)
日本人は、家族や友人の期待と無関係に、自分らしくありたい傾向が他国人よりも強い。
(実態としての同調行動と矛盾葛藤する)
十七条憲法の、和を以て貴しとなせ、の思想は日本人の自分勝手志向を前提にしたものだ。
橋爪大三郎教授、nationalismは近代化に不可欠なもの、良いもの。
日本の今の嫌中嫌韓はpetit -nationalism。中産階級の没落を補償するもの。
事態をありのままに見ることを拒否。
大澤眞幸教授、日本人は敗戦をうまく受け入れることが出来ず。敗戦否認。
USAを解放軍にし、Chinaに負けたことを忘れる。(日本はChinaに軍事面では敗北せず。国際政治で負けた)
橋爪、野田政権の尖閣国有化や、第二次安倍政権の靖国参拝はpetit -nationalismの火遊びだ。
大澤、在特会がpetit -nationalismの代表だけど、在日Koreanには羨ましくなる特権は無い。
在日米軍の特権の方が問題だ。(地位協定改定の課題はあるけど、戦勝勢力USAへの配慮はある程度仕方が無い。でもKoreaが戦勝国を僭称したがり、日本がKorea、Koreanに配慮させられるのは、日本庶民には不満)
net右翼は国を愛するよりも、自分たちが国から愛されたい。(変な嫌味)
在日Koreanと日本人を平等にするのは当然のことだ。(疑問、国民国家軽視だ。Korea国籍者と、Korea系日本人とで差がつくのは当然では)
文藝春秋special、続き。
古谷経衡さん、映画「永遠の0」は脱ideology作品。左からも右からも批判された。
左の日本悪玉史観、右の皇軍無謬史観の戦後regimeを止めよ。どの作戦が正しく、
どこが失敗かを分析研究するべき。
憲法9条改定、尖閣に公務員常駐、に賛成する保守を自任。
Franceの所謂極右「国民戦線」は、我われの失業は移民が原因だと主張するけど、
日本はそこまでの状況に無い。
日本の知識人の中には、欧州の論法をそのまま適用して、
日本net右翼は貧困者だと誤解する人が居るけど、日本net右翼は中流の上の人たち。
USA福音派に似て、何かの契機で突然目覚めたと感じた。
古市憲寿さん、嫌韓本の売れ行きは、K -popの動員力に比べれば大したことは無い。
日本人は余りKoreaのことを気にせず。
古谷、田母神俊雄さんは新保守。自身も都知事選で田母神支持。
日共推薦宇都宮候補の90万票台の方が、田母神現象よりも脅威だ。
嫌韓感情の多くは愛憎。冷戦時代の反共同盟からの裏切りを許せず。
昔の親韓の反動で憎さ百倍。南Koreaでも、極端な反日はごく少数。
自身の南Korea取材でも、その様に感じた。かの国との歴史教科書共同制作に大反対。
歴史認識のずれは放置するしか無い。
今の若者が、世論調査で、愛国心があるとしつつ、戦争参加は嫌だ、
と回答するのは矛盾にあらず。
脱ideology化だ。近代保守の専業主婦絶対化は詰らず。近代以前は女子も活躍した。
網野善彦史学は良い。14年5月。
(Soviet社会主義崩壊で、貧者救済の左翼思想が衰退。新左翼neo -Liberalは、
貧者よりもLGBTや少数民族や移民難民に配慮。
民族主義を頭から叱りつけ、現象の原因を問題にせず。
net化で、言論の左翼独占が崩れ、net右翼が興隆したけど、彼らも貧者に味方せず、
生活保護叩き、貧乏は自己責任、論)