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伊租甫の忍者blog2号

石原元知事は、populistだけど角栄流金権政治や橋下流に違和感

石原慎太郎著「戦後七十年の回顧」PHP。

著者の見るところ、今の日本は死者軽視の過剰な個人主義。
(無宗教状態とも表現出来るか)

その象徴が、親の死体を放置し、死亡を届けず、親の年金を受け取り続けた人物。日本は物欲第一主義化した。


戦後日本はUSAに従属して平和を得たけど、その代償を意識せず。
平和には毒がある。(意味不明)

国民は実現不可能な高福祉低負担の状況の存続を望み、いかなる増税にも反対する。(認識がかなり歪む)


日本は敗戦で精神構造のみならず、下意識(ママ)まで改竄された。日本は敗戦で本来のidentityを喪失した。

戦時中、学生時代、敵国機による攻撃から、自国機に助けられた経験で、国家と民族に対する無条件の一体感を得た。それが原体験。



玉音放送で昭和帝の声を初めて聴き、甲高く人間離れした声に落胆。
東京裁判を生で見た。

父は山下汽船勤務、働き過ぎで寿命を縮めた。
家族が諌めても仕事で死ぬのは本望だとした。


父の死去で有利な職として公認会計士を目指して一橋大学に進学したけど、会計士はすぐに断念。

学費は免除された。大学の先輩伊藤整から資金援助を受けて雑誌発行。
大学卒業後、東宝に入社して1日で辞めた。


日本のVietnam戦争反対運動は、Sovietから資金援助を受けたことが、Soviet崩壊後の文書公開で明かにされた。

著者の父の死後、産経の水野成夫元社長が、著者の親代り。
著者は選挙初出馬の時、霊友会の小谷会長と話をつけて20万票を得た。


池田大作名誉会長は、石原慎太郎とか今東光とかが国会に出て来る様では日本も終りだ、と慨嘆した。

池田会長はcharisma性を持つ無頼の組織者だけど、彼の心理構造は複雑。

大東亜戦争に関して確かで十分な歴史の公平な判定が下るのはまだ先のことだ。


Germanyは、第二次大戦降伏時に3条件をつけた。
国軍存続、教育への外国干渉拒否、新憲法への外国干渉拒否。


続き。

近代欧州の繁栄は、植民地での豊富な資源の収奪と、奴隷に近い安価な労働力の上にのみあり得た、とのLeninの分析に著者は同意。

著者は、右派が好む、日本が西洋の植民地支配を終らせた論に賛同。
国際会議でもその論を主張し西洋人記者から、この極右め、と罵声を浴びた。


非核三原則は、語呂合せの阿呆陀羅経みたいなもの。佐藤栄作元総理は、USA側に、核保有に関して協力を要請して拒否され、西Germanyとの協力を摸索。

今日の世界の外交問題は、全て核兵器保有か否かを背景に左右される。
著者は沖縄返還直前に、嘉手納基地で核弾頭を見た。


田中角栄元総理は成り上がりの典型で危険と感じた。角栄の金権政治に中世性を感じた。角栄政治への反感から、著者は青嵐会を結成。

著者は、角栄が日中航空協定を締結したことを批判、北京に有利なものだ。周恩来が青嵐会を褒めたと人づてに聞かされた。


著者は、立花隆論文よりも先に、文藝春秋誌に、角栄を売国と批判する文を載せた。でもLockheed裁判は、USAに屈した不正なものだ。

角栄は、石原のことを気にすることは無い、それよりも、以前に世話になりながら、後で角栄批判する奴らが許し難いと話したとのこと。


横田基地空域問題でも著者は日本害務省の怠慢を非難。2001年9.11事件は、白人による有色人支配の終りを反映する事件だ。

戦後50年村山談話やそれを踏襲する日本政府は無知。小泉訪朝、Pyongyang宣言で日本が得たものは何も無い。


この件でも日本害務省に不満。靖国神社には坂本龍馬も合祀される。今の社会は死者不在だ。

3.11の津波は天罰発言は信念だ。橋下元代表のpopulist傾向に賛成し兼ねて政界引退を決めた。


宮沢元総理を、金丸元幹事長や小沢元代表の飼犬と罵倒。失望、絶望のうちに死にたい。15年6月。

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