近代思想での頭脳や理性の過大評価から転換し、身体全体の均衡を目指す。近代の西洋覇権から転換し、地球各地域、人類の中で各民族の均衡へ。
社会主義革命思想は、社会を身体と見なしつつ、社会の中の特定の人びと、資本家を癌の如き有害な存在と決めつけ、それらを外科手術の様に排除切除すれば、社会が健康体になり、進歩すると夢想した。
その様な近代思想は無理。生態系の思想、複雑な関係の網の目の思想が重要。関係の思想では、悪は特定の存在にあらず、悪の権化は存在せず。
関係のあり方次第で善や悪になる。関係を工夫して悪を減らし抑制することが重要。
社会主義がお金を敵視し、貨幣廃絶を目指したのは誤り。Monetary capitalismがお金を支配や搾取の道具として使用することも誤り。
Marx主義者の斎藤幸平准教授は、資本主義で商品化が行き過ぎたとし、共有財産化を主張するけど、管見ではむしろ商品化の不足、市場経済発達不十分が問題。
貧乏人と大富豪資本家との間に、今の所得格差、何百倍何千倍、何万倍の差が人としてあるか疑問。
貧乏人が十分に能力開発されず、市場経済で低評価なことが格差の重要な理由と見られる。
価値の多様性が不足。だから非もてが大量発生。非もてを見捨ててLgbt救済を声高に叫ぶ左翼は欺瞞。現在の左翼が、市場経済を無視して、政治上の多様性を主張するのも疑問。
日本等の他国をdeflationに叩き落し、自国は経済成長を謳歌した中共だけど、人口減少とともに、deflationの毒が自国に回り始めたか。
北京は発展幻想を捨て、過剰生産を止めるべきだけど、外国は中共製品購入抑制で、中共に冷や水を浴びせ、学習させるのが良い。
中共は国内で個人の麻薬所持に厳罰を科すのに、敵対国に麻薬を輸出して攻撃。やり方が汚い。過去に英国にやられたことをやり返す形だけど、文明の発展を否定する愚行。
東大法学部から大蔵、財務省、あるいは銀行、が戦後日本の有力な出世公式とされたけど、この体制はbubble崩壊や金融敗戦で、金融工学等を駆使した国際金融に惨敗、国際競争力の無さを示した。
今は霞が関よりも外資の方が就職先として評価されるらしいけど、この方面での改革の歩みが遅い。
国内左翼は、結婚に関しては村社会流の見合婚の共産主義を否定して恋愛の正義の個人主義。
恋愛や結婚の経済活動の面を無視、浪漫主義。一般人には恋愛は手間暇費用がかかりcost performance悪い。贅沢。費用を気にする必要が無いお金持ちがすること。
戦後日本の言論界では、批判のための批判、揚げ足取りをする人が知識人として有能だとみなされる倒錯が横行。
日本が二流国であることの証左。批判屋似非知識人たちは日本駄目論をくり返すけど、有効な処方箋を示さず。彼らの説の通りにすれば日本や社会が破滅する。
知識人への幻想を抑制するには、上がり過ぎた大学進学率を下げるべき。
一部政党が高等教育無償化を採用するのは無責任な人気取りで感心せず。ITを利用して知識を安価に流通させることが重要。
利権化された学校教育には無駄が多い。無駄を抑制するべき。学歴偏重を止めるべき。学歴学校歴よりも学識。
吉田自由党と鳩山岸日本民主党が、所謂保守合同で自民党を結成したのは、日本社会党らの極左勢力封じ込めのため。
極左が泡沫化して、自民党再分割、を期待したいところ。鳩山由元総理が民主党を再興したけど、極左勢力の混入で政権運営に挫折し、党も崩壊。
国内保守派は、冷戦終結で左翼が退潮することを期待したけど、冷戦後の反日globalismは単純な左翼よりもたちが悪く、日本惨敗。
国内右派の多くがTrump氏を反globalismの旗手として祀り上げたけど、外国保守と日本保守は必ずしも一致せず。単純に外国を模倣すること無く、自前の思考が必要。