年金は、長生きriskへの保険であるべきだ。現行制度でも、掛け金を保険料と呼び、その様に偽装されるけど、実態としては、功労金の要素、差別の要素が多く混入。
年金の原点は軍人恩給。その思想が残存。現役時代に有利な地位や高収入を得た人が、引退後に年金でも優遇される。
健康保険制度では、自由診療を別にすれば、金持ちが、多くの保険料を納めたから、高額最先端医療を多く受けることが出来る、とはならず、自己負担分を支出するならば、誰でも等しく医療を受けることが出来る。
それと比べれば、年金のあり方は矛盾。保険であれば、現役時代の収入と無関係に定額支給にすべき。
官僚らの既得権益側は、天下り問題をごまかすため、高齢者格差、年金格差問題を極力隠蔽する。
生活保護受給者の約半数が、無年金、低年金高齢者とは、明かな異常事態。
国営制度で、支給(受給)額に差があるのは、不当な身分差別で、憲法違反?
民間保険会社が運営する年金で格差があるのはよろしい。国営年金での役人優遇の出鱈目運営をいい加減にやめろ。
長生きへの保険としての年金ならば、支給は平均年齢以上者を対象にするとか、支給開始年齢大幅引上げはやむなし。
平均寿命上昇に合せて制度手直しするべきなのを、それをせずに放置したつけを処理せねばならず。一部有識者が、Basic income検討論を流すけど、年金や生活保護を止めて、BIに移行するのも手。
西洋基督教会が、近世宗教改革期に、古代の解釈を変更して利子金融を肯定。
そのお墨付きを得て、近代西洋は近代利子金融、近代銀行制度を構築し、それを国際支配戦略の主軸にしたけど、それが今やほぼ限界。
利子禁止思想を維持する回教勢力が、西洋金融を代替するものを構築するかが将来の人類文明の鍵と見られる。
魯国人の独国人への敵意は、Nazi以前に大きく遡り、語彙に反映される。希臘人は、自分たちの言葉を解さざる人を誰でも野蛮人にしたけど、Slav系は対象限定。
独国人に、言語能力無き人、の意味の語を当てた。英語はSlav人を奴隷slaveとして軽蔑。
拉致被害者の兄、蓮池透さんは、安倍元総理は拉致問題を集票の道具に政治利用しただけ、解決する意志ない、と批判したけど、拉致問題の表面化で、日本左翼はPyongyangと連携した反日を封じられ、代りに、左傾化したSeoulとの連携に移行した。
Pyongyangの側も、左翼思想とことなる主体思想を開発したとした。日本は思想面でKoreaと対立するけど、軍事戦略や地政学の面でSeoulと協力させられる。
近代日本は、欧州の中では近代化後発勢力の独国が、日本と類似性があると誤認し、同国の思想や制度を多く輸入したけど、大陸勢力の一角の同国は島国日本と不整合、無理な輸入が日本の近代化を歪めた。
Naziとの同盟が致命傷。日本は戦後処理で独国を手本にしろ論は誤り。
Soviet崩壊後、日本の経済力はUSAの脅威とされ、国際包囲網で潰されたけど、独国は、東西統一、EU結成、有利な通貨制度を利用して経済繁栄、でもそれも流石に限界、今回のUkraine戦争による西側と魯国の断絶化は、独国経済にも大打撃。
地政学としては、魯独大陸国連合はありだけど、独国の側からも思想面での対立が大きい。無哲学虚無主義魯国との連合を認めがたい?
独国は近世宗教改革Protestant運動の本拠地、思想面では英米と共通性があるけど、地政学では対立。
21世紀は地政学が重要。日本でChina、Koreaの思想の正義を肯定する人も一部に居るけど、日本として儒教勢力との関係は、思想面でも地政学でも有害。Asia、東洋の団結幻想を脱して海洋勢力と関係強化。
GX、緑の変革とされる意味不明な文字を関した推進法と脱炭素電源法が成立したとか。炭素価格決定、売買、原発活用方針。
人類に、炭素価格を正しく計算設定する能力など無く、国際利権に恣意に制度悪用される恐れが大きいと感ずる。国民負担増加の恐れ。
それよりも、近代企業、法人制度の矛盾、労働者搾取の問題に手ををつけるべきと愚考。
立憲、共産ら左派は法案に反対したけど、彼らが望むのは徹底した炭素税、負担増。原発運転を含む政府案は駄目だとする。
管見では左翼の権力批判は、理論面で、権力者よりも優位で、自身が頭脳優秀だとの幻想に浸りたいため。
社会がどうなるかはどうでも良く、改良とは無関係な場合が大半。改悪されても責任を認めず。
Payoku運動家津田大介さんは、自身の表現への制約は不当なもの、自由を認めろ、と叫びながら、敵認定した相手には営業妨害や訴訟濫発戦術。寛容の精神から遠い。
西洋主導のglobalism勢力は、人類、中でも西洋人が自然の支配者だとの傲慢な思想に固執し、自然の多様性をや諸民族の同等性を認めず。
既存体制を表面上は変革しつつ自らの支配を維持するために特定少数者を利用し、恣意に多様性概念を悪用。
欧州は、1970年代以降のglobalismに、食糧自給率引き上げの点では対抗。
日本は漫然とglobalismに流され、自給率引き下げ。出生率低下と自給率低下は間接には対応する?
食糧自給率低い日本が移民政策をとるのは無茶苦茶。
明治以来の、官僚主導の中央集権化、開国政策から転換して、民間化、分権化、国際関係限定化に進むことが望ましいけど、国内左派官僚型知識人は、輸入思想に頼りながら、自己の知力を過信、検証や理論再検討、修正が出来ず。
即効策は見当たらず、無能な知識人を個別に論破する作業を地道に続けるのみか。USAに属国化され支配される日本は、英国に植民地支配された時代の印度の様に長期停滞か。
deflationを脱却して定常化に移行すればそれで御の字では。ばら撒き財政で経済成長が可能だとするreflation派は怪しい。